高校時代の歩荷訓練の想い出を訪ね、長峰山(687.7m)から登る

◆12月5日(土) 摩耶山(702m) -長峰山から登り山寺尾根を降る-

長峰山には、御影高校山岳部当時に歩荷訓練で良く登った。六甲中学の前が山道の急登を凌ぐ坂道だったことを良く覚えている。今回は、この想い出を訪ねて摩耶山に至ることにした。

登山口まではGPSを頼りにアプローチするつもりだったが、ポイントデータを転送し忘れてしまい、ナビゲーションを頼れなかった。6時過ぎとはいえ、まだ薄暗い朝の市街地を地図とGPS画面を突き合わせながら何とか登山口までたどり着いた。

六甲中学の急坂は、45年振りの訪問を”温かく”迎えてくれた。
「こんなに急だったっけ?!」
今日はハイキング装備の8kgだが、当時は歩荷訓練と称して30kg以上背負って土曜日の昼下がり炎天下に登ったものだ。水制限の歩荷を終え、学校まで戻ってから飲んだ”チェリオ”が旨かったことを思い出す。

松蔭女子学院大学の敷地内を通行して、道標と案内図のある登山口に至る。ここから始まる登山道はよく整備されている。5分余りで水場に着く。昔は清流のイメージだったが、見上げると土石流抑止の頑丈な堰堤がある。あれが水源かと考えると、手を洗うのに留めた。自然林の中の道は明るく気持ちが良い。覚悟していた急登も、ルートがジグザグに刻まれていて、汗水垂らして喘いだ想い出は過去のものとなった。

進路が西になるとなだらかな登りとなり、笹原越しに時折展望も開ける。山頂に至るまでに、関電巡視路分岐が3か所あり、いずれも麓まで続いている可能性が高いと思われた。

天狗塚と呼ばれる山頂は露岩の頂でそう広くはない。摩耶山から六甲山への展望が開ける。樹間から市街地も部分的に眺められる。

長峰山からの降りの方こそ急坂で、このコースを疲れた帰り道に選ぶのはお奨めしない。杣谷峠で徳川道(杣谷道)に合流する。車道を渡って、穂高湖へ降る。この周辺には、新穂高、シェール槍とかの名称が多いが、穂高湖を見て納得した。ミニチュアだが、上高地を彷彿させる雰囲気がある。

シェール道、徳川道、桜谷道と摩耶山の北側の渓流を辿って摩耶山に至るコースを計画していたが、「摩耶登山マラソン」がこの逆をコースに設定しており、桜谷道では駆け下りてくるランナーを避けながらの登山となった。これらの道は、ゆったりと森林浴を楽しみながら歩くのにお奨めする。

マラソンゴールの掬星台は大賑わいだったが、長峰山の展望がよい摩耶の石舞台は貸切りだ。摩耶別山の山頂を確認してから掬星台に戻り、東屋の端から始まる山寺尾根を降った。標高590mの鞍部の道標に「摩耶史跡公園0.7km」との案内がある。ガイドブックにも登山地図にも紹介を見ないルートなので、機会があれば確認したい。

暫くなだらかな尾根を東進し、再び南東に下降するが、降り始めの急下降に比べれば緩やかだ。黄葉を楽しみながら下降を続けると、「頭上注意!」の工事現場に出る。ここの「遊歩道迂回路案内図」によれば、防護トンネルを抜けたところが徳川道(杣谷道)との合流点となる。摩耶東谷を渡って南下すれば市街地道路に出る。振り返ると、長峰山の山肌が黄葉で彩り豊かであった。

山行報告(詳細)は、「摩耶山(702m) -長峰山・山寺尾根-」をご覧ください。

●登山のトレース

長峰山・シェール道・桜谷道・山寺尾根

長峰山・シェール道・桜谷道・山寺尾根

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